汚水処理装置の工程は?
汚水処理装置を使用して汚水処理を行う工程は、大きく3つあります。
まず1つめは、汚水となって送られてきた水は、重力濃縮槽と言われるところで濃縮処理が行われます。そして、汚泥貯留槽へと送られていきます。
2つめの工程として、汚泥貯留槽へと送られた汚水は、汚泥と水分を分離させるための凝集剤を加え、遠心脱水機にかけられます。
3つめの工程として、遠心脱水機にかかった後の土は、場外へとトラックなどを使用して搬出され、埋め立てされます。
これらの工程は、すべて自動制御で操作させる仕組みとなっているため、私たち人間の手で何かを行うということはありませんし、目詰まりといったものも起こらないためトラブルもなく安全に汚水処理を行うことができます。
汚水は毎日のように排出されるので、適切な汚水処理を行った上で、キレイな水と泥に分けられ、再生されていくのです。
このように汚水処理装置は、様々な地域や企業などで使用されており、地上だけではなく船舶でも行われるようになっています。
船舶で行われる汚水処理も、今紹介した汚水処理装置のような仕組みで行われ、船舶では単独で汚水処理がしっかりと行われていくのですから、あとでまとめて汚水処理する手間がなく安心です。
2019.07.20